鍼灸に関するよくあるご質問について、分かりやすく説明しています。
Question:数十分置く鍼(置鍼)と刺してすぐ抜く鍼(単刺)どちらの方が効果が高いの?
Answer :➤こちらをご覧ください(”よくあるご質問” の9項目です)
置鍼は、鍼を刺入した後、押手(鍼を固定する手、多くは左手)を身体から離すため、その時点で、鍼先は到達させるべきピンポイントからはやや外れた位置に置かれることになります。一方の単刺は、押手を身体から離すことなく、押手と刺手(鍼を刺入する手、多くは右手)で常に鍼先の位置を調整する操作を1本1本繰り返すため、外れた位置に鍼が置かれる時間はありません。もちろん、これは理屈で考えた場合の話であり、効果の大小を断言することはできませんが、刺激強度という点では、単刺の方が強いと言えます。
