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外反母趾に対する灸治療について

外反母趾による痛みは、一定期間、灸治療を継続することにより軽減します。

外反母趾はハイヒールやつま先の細い靴の着用だけでなく、カッティング動作が多いスポーツなども発症要因と考えられています。
外反母趾による痛みは、スポーツ活動さらには歩行などの日常の運動にも悪影響を及ぼします。
痛いと動けない、動けないと筋力が弱ってますます外反母趾を助長する…そんな負のスパイラルに陥ることもあります。
一定期間、灸治療を継続して外反母趾による痛みと運動能力の変化を検証した報告があります。

2週間、外反母趾で最も痛い部位(内側に出っ張った所)に、1日1壮(個)、セルフ灸を続けてもらうと、こんな効果が得られます。

反復横跳び時(外反母趾の痛みを誘発しやすい運動)の痛みが和らぎます。

反復横跳び(外反母趾の痛みを誘発しやすい運動)の回数が増えます。

外反母趾による痛みの軽減とともに、運動能力の向上を認めています。
この研究で用いたセルフ灸は、誰でも簡単に扱えるタイプのお灸で、自宅で継続することもできます。 熱さもマイルドでやけどの心配もありません。

一定期間の継続した灸治療は,外反母趾による痛みの緩和と運動能力の向上に有効です。

この記事に関連する医学論文

論文名 / Title

The effect of moxibustion treatment for pain caused by hallux valgus during activities.

外反母趾による運動時痛に対する灸施術の効果

著者名 / Author

Miwa Nakajima, Motohiro Inoue, Kenji Katayama, Yasukazu Katsumi, Megumi Itoi, Akiyoshi Kojima

中島美和、井上基浩、片山憲史、勝見泰和、糸井恵、小嶋晃義

雑誌名・年巻号頁

JSAM. 2006; 56(5):802-808.

識別コード

DOI: 10.3777/jjsam.56.802.

Webページで閲覧する

https://doi.org/10.3777/jjsam.56.802

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